2022/1/26にボートレース芦屋で行われた読売新聞社杯全日本王座決定戦の優勝戦は毒島誠選手の差しで3連単21,650円(3-4-5)の高配当で幕を閉じた。
今回はこの優勝戦の直まくり展開を予想することができたのではないかという反省会である。
今回のテーマは直まくり展開であり、羽野直也選手が2コース時にどれだけまくり展開を作ってきたかということを考察する。
まず、直近半年間の羽野直也選手の2コース成績を見てほしい。
コース | 出走数 | 1着数 | 2着数 | 3着数 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 コース (他艇) | 28 | 12 | 7 | 1 | 42.8 % | 67.8 % | 71.4 % |
2 コース (自艇) | 28 | 9 | 7 | 5 | 32.1 % | 57.1 % | 75.0 % |
3 コース (他艇) | 28 | 4 | 4 | 8 | 14.2 % | 28.5 % | 57.1 % |
4 コース (他艇) | 27 | 0 | 3 | 8 | 0.0 % | 11.1 % | 40.7 % |
5 コース (他艇) | 28 | 3 | 5 | 5 | 10.7 % | 28.5 % | 46.4 % |
6 コース (他艇) | 27 | 0 | 2 | 1 | 0.0 % | 7.4 % | 11.1 % |
SG級選手なだけあり、勝率32.1%とかなり高い数字を誇る。
しかし、2連対率をみると57.1%
これは一見高い数字に見えるが、このうち32.1%は1着である。
つまり 57.1-32.1=15%
たったの15%としか2着の確率がない。
SG級の選手の2コースとは思えない確率で、3コース&5コースの選手の勝率が高い。
ここから考えるに羽野直也選手の2コースは明らかに他の選手とは性質が異なる。
実際に羽野直也選手の2コースの決まり手データを見てほしい。
コース | 出走数 | 1着数 | 逃げ | 差し | まくり | まくり差し | 抜き | 恵まれ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 コース (自艇) | 28 | 9 | 0 | 4 | 5 | 0 | 0 | 0 |
差し4本に対して、まくり5本という驚異のまくり率を記録していた。
もちろんこれは1着だった時の決まり手であり、まくり失敗のパターンもあるので、実際にはもっと多い割合でまくりを選択しているかもしれない。
このデータに今回の優勝戦以前に気が付けていれば、我々の舟券戦略は変わっていただろう。
今回の反省会から得られた教訓は2点
・羽野直也選手の2コース2着付けは買うな
・羽野直也選手の2コースのレースは2,3,5頭の確率が高い
それでは、よき舟券ライフを
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